ここは、コスモスタウン。
猫社会で行政書士を目指しているユキマサが、じいちゃんに会いに喫茶メモリーに向かうと、じいちゃんとハナコばあさんが深刻そうに話をしています。
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今回のお困りごと
『身寄りがないため、相続した遺産が今後どうなるか心配……』
どうやら、もしもの時に支援をしてくれる
「成年後見制度」
があるんだって。
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ハナコ
主人にも先立たれ、子供もいないでしょ。
遺産のこともあるし、この先が不安で…。じいちゃん
わしじゃあわからんし、
ユキマサなんとかならんかの。ユキマサ
じゃあ、ちょっと調べてくるよ!
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ユキマサがくらし事務所に帰ると、まもる先生のところにお客様が。
どうやら、身寄りのないおばあさんが自分の財産について相談しているよう…。 - 4
まもる
今はよくても、今後のことが心配ですね。 もしも、認知症などで判断能力が低下した場合、そのような方の財産や生活を守り、支援する「成年後見制度」というのがあるのですよ。
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まもる
「成年後見制度」には、家庭裁判所が本人の事情に応じ援助者を選任する「法定後見制度」と本人が十分な能力のあるうちに将来に備えて援助者と契約を結ぶ「任意後見制度」の2種類があるのです。
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ユキマサ
そうなんだ!
まだ、判断能力がある場合は「任意後見制度」が利用できるんだな。 よし、このことをハナコさんに教えてあげよう。
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ハナコ
事前に誰かに頼めば安心ね!
それを聞いたらなんだか元気がでてきたわ。
ユキマサくんありがとう!ユキマサ
よかった!
これからもぼく、いっぱい勉強するね。